青の鯨

2018.10.6 

昔、すごくいいバンドをしていた。
昔と言うと語弊があるが、少なくとも今は止まってしまっている。

そんな俺の、大切な大切なバンドは2016年3月13日に自主企画をした。
大好きなバンド、見たいバンドだけを集めた最高の日だった。
誰がなんと言おうと、最高の日だった。

京都から1バンド、実際に見たことはなかったけど、きっと同じ感性なんだろうなと感じていたバンドを誘った。

結果的に、スケジュールが合わずバンドとしては出演してもらえなかったが、弾き語りで出演してもらった。

今日、2年半越しに、そのバンドを見る機会ができた。
企画の時「新曲です」と歌ってくれた歌を、俺が辛い時に何度もライブ動画を見た歌を、今日ようやく観られた。

俺の、血を辿る夜はようやく完結したんだと思う。

ぶつ切りになっていた、ぶつ切りにしてしまったあの日と今日は、本当は地繋ぎなんじゃないかって気がした。

これからを生きよう。

何もかも諦めてしまった、満足してしまった日々から、自分の感性を信じて生きる日々に。

バンド、もう一度頑張ってみようかな。


東京で死ぬ

26歳、社会人の生活

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